クボタが制作したウェブ動画「米米米米(べいまいべいべー)」が、インターネット上で「CMで素晴らしいと思えるもの始めて見た」「お米食べる人増えるといいなぁ」と話題になっている。
「うる星やつら」など漫画5作品とコラボレーションし、お米の魅力を発信。動画の中で流れる曲は人気のロックバンド「キュウソネコカミ」が書き下ろした。
「微細切削加工」で米粒に漫画のコマを彫刻
動画は、ラブ"コメ"ディー漫画「『アフロ田中』シリーズ」「うる星やつら」「からかい上手の高木さん」「ツルモク独身寮」「ハヤテのごとく!」に登場する"コマ"を、"コメ(米)"に彫刻して"コマ"撮りで映像化した。計137シーンを「微細切削加工」で米粒に描き、作業は一粒あたり5~6時間かかったという。
ストーリーは、キュウソネコカミがコメの魅力を歌ったオリジナル曲に合わせて進行。漫画の登場人物に絡めながら「この50年で米農家は1/4に」「『森のくまさん』というお米がある」など、お米に関する情報を発信している。
動画は2018年11月2日にユーチューブ(YouTube)で公開され、1日で100万回、4日で150万回の再生回数を記録。コメント欄には、
「こういう広告大好き お米食べる人増えるといいなぁ」
「いい歌だし、CMで素晴らしいと思えるもの初めて見た。お米食べよ」
といった感想が寄せられている。
なお動画の「大ヒット」に伴い、「米米米米」に登場するラブコメ5作品の名シーンが描かれた米粒"LOVE米"39粒をプレゼントするキャンペーンを11月9日にスタート。刃の細さが、髪の毛より細い20ミクロンという最高レベルの切削機器を使用し、1粒あたり5~6時間かけて描写した。