宝島社のファッション誌「リンネル」の誌名を「リンネ」だと勘違いしている人が、インターネット上で見つかった。表紙では毎号のように「ル」の文字がその号の付録の紹介で隠れ、「リンネ」と見えるからだ。
「ル」の扱いが気になる――。宝島社に「真相」を聞いた。
「表紙をよく見ていただくと...」
「リンネル」の誌名の勘違いについては、過去にもツイッター上でたびたびつぶやかれていた。2018年10月29日に情報番組「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)が同誌を大きく取り上げ、再び注目を集めた。放送直後、ツイッターでは「リンネという雑誌名だと思っていた」といった書き込みが散見された。
J-CASTトレンド記者は11月2日、宝島社の広報担当者を取材。「誌名をそれほど重視していないのではないか」と率直な疑問をぶつけてみた。
当然、そんなことはなかった。
「タイトルも大切に思っています。表紙をよく見ていただくと左上に小さく『リンネル』と入っています」
実際、リンネルは毎号表紙の左上に「リンネル○月号」と誌名を入れている。だが、小さいため気づかない人も多いようだ。今回の反響を受けて、次号(2019年1月号)からこの表記を「もっと大きくしたいと思います」と話した。
また10月30日には、宝島社の公式ウェブサイト「宝島チャンネル」の公式ツイッターで、「ル」のフォントのみの画像を投稿した。表紙から消えることが多い文字だからなのか。これには「笑ってしまった」という人も多い。
前出の担当者は「来年は表紙にも"ル"が登場するかも。ご期待ください」と、今後に含みを持たせた。