牧師として教会でも歌う
小坂忠は、教会でのゴスペルミュージックに新しい道を見出し渡米。帰国後は牧師として教会で歌うようになり、ポップミュージックに戻るのは2000年代に入ってからだ。
彼は1948年生まれ。今年70歳を迎えた。しかも去年は生死にかかわる大病も経験。そこからも復帰した。今年はビルボード東京でやはり「HORO」をテーマにしたコンサートも行っている。
11月26日に東京国際フォーラムで行われる「SONGS&FRIENDS」はタイトルにあるように、ティン・パン・アレーのメンバーや矢野顕子らアルバムの当事者だけでなく、当時の音楽のDNAを持った「FRIENDS」たちが参加する。すでに槇原敬之やChar、田島貴男、さかいゆう、などの名前もあがっている。
時代は変わる。当時は顧みられることの少なかった「幻の名盤」の再評価。当時を「暗黒時代」と言う松任谷正隆が「良い時代になった」と思える夜になることは間違いなさそうだ。
(タケ)