「売り上げは日本で鈍化」新製品で巻き返しねらう
10月23日に東京都内で行われた新製品発表会では、フィリップ・モリス・インターナショナルのアンドレ・カランザポラスCEO(最高経営責任者)が登壇した。同社は日本を最重要市場と位置付けており、そのため発表会は真っ先に日本で行った。
カランザポラスCEOによれば、全世界で600万人が紙巻きたばこからアイコスに切り替え、全体では800万人のユーザーを持つ。特に日本では広く受け入れられ、「日本のユーザーは、他に(アイコスを)展開する43か国のユーザーを足した数よりも大きい」(カランザポラスCEO)
ただし、競合の出現で「明らかにアイコスの売り上げは日本で鈍化」してきており、新製品投入で巻き返しを図る。