総合住設メーカー大手のLIXIL(東京都千代田区)は2018年10月19日、同社初のデジタル施設「LIXIL Digital Studio GINZA」を東京・銀座エリアにオープンした。実物の最新トイレやバスルームといった商品展示に加え、VR(仮想現実)・AR(拡張現実)などのデジタル技術を活用し、商品が設置された空間を利用者がより具体的にイメージできるようにする。
VR・AR体験エリアと実物商品展示エリアで構成
無料、予約不要で利用でき、VR・ARが体験できるエリアと、実物のLIXIL商品を紹介する商品展示エリアの2つで構成されている。
目玉となるVR体験では、ヘッドマウントディスプレーを装着すると、キッチンやバスルームなどのLIXIL商品が設置されたインテリア空間が360度広がり、実際にその場にいるかのような感覚を味わえる。AR体験では、タブレット端末画面に映し出された目の前の空間に、トイレ、洗面化粧台、キッチン、室内ドアなどのLIXIL商品が現れ、デザインやカラーバリエーションの設置イメージをシミュレーションできる。