ディープ産駒が活躍してるじぇい!
ガジュマル爺 たしかに、ラッキーライラックも無印にはできん存在じゃ。デビューから桜花賞までは4連勝で、アーモンドアイに負けるまでは無類の強さを誇ってきたんじゃから、負かせる可能性があるとしたら、ライラックかもしれん。ただ、京都内回りという、先行馬に有利なコースがかえってアダになる可能性もあるんじゃ。4枠7番と良い枠を引いたが、ランドネやラテュロス、ミッキーチャーム、サヤカチャンなどと先行勢がそろったことで競い合い、時計(タイム)が早くなるかもしれん。そうなると、差してくるアーモンドアイのような馬に、出番が回ってくるというわけじゃ。レース展開をどう読むかで、2、3着にまぎれが生じるかもしれんのう。
カス丸 ガジュマル爺の対抗〇はなんなの?
ガジュマル爺 わしは、カンタービレじゃ。前走トライアルのローズ・ステークス(GII、阪神・芝1800メートル)で優勝。春には中山競馬場のフラワーカップ(GIII、芝1800メートル)を勝っており、重賞2勝はアーモンドアイ、ラッキーライラックに次ぐ実力の持ち主じゃ。父がディープインパクトというのも心強い。なにしろ、2014~16年はディープインパクト産駒が3連勝したからのう。相性がいいんじゃな。 それと単穴▲に、これもディープ産駒のプリモシーン。前走が関屋記念(GIII、新潟・芝1600メートル)で、優勝。秋華賞へのローテーションとしては異例じゃが、古馬(4歳馬以上)と戦ってきて勝ったわけじゃし、1月にはフェアリー・ステークス(GIII、中山・芝1600メートル)も勝っとる。その実力は認めてあげないといかんじゃろ。負担重量が51キロから4キロ増えることを心配する声もあるが、桜花賞やNHKマイルカップ(GI、東京・芝1600メートル)では背負っとったんじゃ。それほど気にならん。心配なのは、むしろ距離じゃよ。
カスヨ あら、ヤダ。ディープ産駒なら、わたしの対抗〇サラキアもそうよ。前走のローズSはカンタービレの2着だったけど、最後の猛烈な追い込みはスゴかったわ。まくって(追い上げて)いける脚もあるので、案外あっさりと買っちゃうかも! あとはやっぱり先行馬からね。なかでも、ミッキーチャームは魅力的。7月に未勝利戦を勝ってから3連勝中なの。夏場を北海道で走ってきて、たくましく成長したって感じね。あとは、典さん(横山典騎手)が乗るゴージャスランチ。典さんって、なにやるかわからない不思議な騎手だけど、それがハマるから怖い。やっぱり名手なのよ。GIレースで人気がないときは、要注意だわ。
カス丸 アーモンドアイって、そんなに強いのかな。休み明けだからダントツ1番人気の2着! とかありそうだじぇい。みんなの話からディープ産駒。内枠。アーモンドアイより前。夏に成長。そうだ、サラキアが本命だじぇい!2戦連続、当てるじぇい!