「別の書籍としてまとめ直すことができれば」
絶版の判断については、こう説明する。
「こちらも悩んだのですが...。(権利者から)訴えられてはいないですが、不適切な作成方法ということになるので販売を止めました」。
権利者への対応は、「(権利者から)何も言ってこられていないので対応のしようがないです」「(溝口氏も)イラストの作成方法に問題はないと思っていたので、元になった資料は記録していない」という。
マール社のウェブサイトに掲載された謝罪文では、
「著者の意図したデータベースの発案そのものは大変有用性の高いものであると今でも確信しております。当社としては、できればいつか問題のない形で、別の書籍としてまとめ直すことができればと願っております」
と書かれている。