一般的な大麦の約2倍の総食物繊維を含むといわれている「スーパー大麦」。腸内環境を整える「腸活」やダイエットに関心が高い層を中心に、注目されているスーパーフードだ。
スーパー大麦を使用した代表的な商品といえば、「Yahoo!検索大賞2016」食品部門賞を受賞した「スーパー大麦グラノーラ」が挙げられるが、最近では大手コンビニエンスストア、セブン-イレブンにパン商品が登場した。これならランチタイムに会社で食べられそう。J-CASTトレンド記者は早速試食してみた。
男女ともに摂取目安量を下回る
スーパー大麦とは、オーストラリア連邦科学産業研究機構が開発した大麦のことを指す。3つの食物繊維(レジスタントスターチ、β-グルカン、フルクタン)を多く含み、善玉菌のエサとなり、腸内環境を整えてくれる。
厚生労働省が2015年に発表した「日本人の食事摂取基準」によると、1日の食物繊維摂取目安量は成人男性が20グラム以上、成人女性が18グラム以上となっている。しかし、2016年の「国民健康・栄養調査結果」によると、1日の平均摂取量は成人男性15.0グラム、成人女性は14.4グラムと基準を下回っている。
女性記者が試食したのは、セブン-イレブンの一部店舗で9月12日から販売している「スーパー大麦粉入りレーズンパン」(138円)と「スーパー大麦粉入りメープルブレッド」(127円)だ。