東南アジアで人気の日本のキャラクターが明らかになった。
アジア地域のコミュニティサイト「FUN! JAPAN」を運営する「Fun Japan Communications」は、香港・インドネシア・マレーシア・台湾・タイのアジア5か国・地域におけるキャラクターグッズについて調査した。
台湾では「ジブリ」も人気
Fun Japan Communicationsは2018年3月22日~6月30日の期間、各国のFUN! JAPAN会員3336人を対象にオンラインアンケートを実施した。
好きなキャラクターで1番多かったのは「ドラえもん」で、インドネシア・タイ・マレーシア・香港では1位、台湾では2位を獲得した。インドネシアでは82%の人が「ドラえもんが好き」と答えている。
2位以下は分かれた。インドネシアでは「セーラームーン」と「ポケモン」が同率2位、タイは2位「リラックマ」、3位「ハローキティ」、マレーシアは2位「ポケモン」、3位「ドラゴンボール」、香港は2位「となりのトトロ」、3位「ポケモン」だった。
台湾では「となりのトトロ」が74%でもっとも多く、次いで2位が「ドラえもん」、3位が「ワンピース」という結果になった。発表資料によれば、台湾の人はスタジオジブリの作品全般が好きだという。2016年にはジブリの展覧会が開かれたほか、「千と千尋の神隠し」の舞台に似ているとして、北部にある九フェン(「フェン」は、にんべんに「分」)という街が観光スポットとして人気を博している。