2008年以来、10年ぶりのパ・リーグ優勝を狙う埼玉西武ライオンズは、2018年9月17日、マジック11が点灯した。今後は2位の福岡ソフトバンクホークスの試合結果にも注目が集まる。
ソフトバンクとの3連戦を「3タテ」と最高の結果で終え、6.5ゲーム差と引き離した西武。だがその前、インターネット上ではソフトバンクの猛追に焦っているとの声もあった。千葉ロッテマリーンズに「優勝アシスト」をお願いするかのようなメッセージを送っていたからだ。
ヒタヒタと迫ってきた2位ソフトバンク
西武は9月9日、ロッテと本拠地メットライフドームでの最終戦を行った。球団は6回終了後、球場内のビジョンにこんなメッセージを映し出した。
「シーズンも残りわずかになりましたが、うちの山川穂高と兄弟のような 絶好調!井上晴哉選手に期待しています。9月30日からの4連戦と10月8日のホークス最終戦にはガンガン打ちまくって、熱き男達をギャフンと言わせてください」
2位のソフトバンクは8月以降好調で、西武にゲーム差を詰めており、9月14日時点で3.5ゲーム差となった。また、ロッテはソフトバンクとの試合を8試合残しており、パ・リーグの最終順位にも大きく関わってくる。上記のメッセージの内容は野球まとめサイトなどで取り上げられ、「他力本願かよ」「焦ってんな」「V逸目前」などといった揶揄が飛び交っていた。
西武は2位・ソフトバンクとの9月15日からの3連戦を「3タテ」し、現在は6.5ゲーム差となっている。だが、当時は優勝への焦りを感じていたから、ロッテに上記のようなメッセージを送ったのではないか。9月18日、J-CASTトレンド記者は埼玉西武ライオンズの広報部に問い合わせてみた。