鍼灸接骨院支援事業を手掛けるiCureテクノロジー(本社・大阪市)が運営する「iCure鍼灸接骨院」は、2018年9月11日、姿勢の矯正を行う「姿勢改善サポートコース」を10月1日~12月31日に実施すると発表した。
同コースでは、パソコン・スマートフォン(スマホ)の長時間使用により急増している、猫背などの「悪姿勢」の矯正をすることができる。
四十肩、五十肩を訴える若年層も
発表資料によれば、デジタル機器に向かっている人の多くが身体を前方に丸めた姿勢をとっている。なかでも、パソコンやスマホは体の前で作業を行うために、支点となる肘を机に置き、両肩を胸側に丸めてしまう「スマホ猫背」になりがちだ。
デジタル機器の普及により、四十肩、五十肩と呼ばれる肩関節周囲炎を訴える10代、20代も珍しくないという。若いうちから悪姿勢を続けると、体幹や筋肉、関節が衰える中年期以降には、首、肩、腰、膝、内臓などにも影響を及ぼす可能性がある。
「姿勢改善サポートコース」では、歪みが見られる部位周辺の筋肉を、手技を用いてほぐす。さらに、患者の骨の状態に合わせた首・背中・腰の骨格矯正のほか、きれいな姿勢を保つための簡単なエクササイズを行ったり、自宅でできる簡単なストレッチを指導したりする。
「姿勢改善サポートコース」は9月20日開院予定の神保町院(東京都千代田区)を除く、全国44院で実施される。