あの伝説の「空耳ソング」が帰ってきた。音楽グループ「O-Zone」のボーカルだったダン・バランが2018年9月12日、新曲『恋のマイアヒ2018~ノマノマ・ダンス』を発表した。
かつて日本で大ブームを起こした『恋のマイアヒ』のアレンジ版となる。
今年はルーマニア元年?2005年に日本でCD80万枚以上を売り上げた
『恋のマイアヒ』(原題:DragosteaDin Tei)は、東欧・モルドバ出身の「O-Zone」が03年にルーマニアでリリースした。世界中でヒットを記録し、日本でも05年にCDが発売されると、80万枚以上を売り上げた。
日本で人気となったワケは、ルーマニア語の歌詞が「空耳」で日本語のように聞こえると話題になったためだ。特にサビ部分は「のまのまイェイ!!」に聞こえるとして話題になった。ネット上では、「のまネコ」と呼ばれる猫のキャラクターが酒を飲むフラッシュ動画も作られ、ネットの掲示板「2ちゃんねる」を中心に人気を博した。
それから10数年。グループは解散したものの、ボーカルのダン・バランがラップパートなどを新たに加えた『恋のマイアヒ2018』を発売した。9月17日放送の「ミュージックステーション ウルトラFES 2018」でも披露される。
なお、同じくルーマニア出身の歌手・マッテオが13年に発売した『シリシリダンス-パナマ -』(原題:Panama)も、"第二の恋のマイアヒ"として今年日本国内で話題になった。サビの「Zile, Zile」が「シリシリ」に聞こえるとして、動画共有アプリ「Tik Tok」で流行。曲に合わせて踊る動画が多数投稿され、ついに8月には日本でもリリースされた。