大手メディアも「誤記」連発する芸名 ユカイはダイアモンド?ダイヤモンド? 

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   アマゾンジャパン制作のドラマ「HITOSHI MATSUMOTO Presents FREEZE」の公式ツイッターが2018年9月10日、投稿に不備があったとして「視聴者の皆さま、ならびに関係各位にご迷惑をお掛けしましたことをお詫びするとともに、ここに訂正させて頂きます」とツイートした。

   不備とは、同番組に出演するタレントの「ダイアモンド☆ユカイ」(※☆は六芒星、タレント名鑑では「DIAMOND☆YUKAI」)さん(56)を、誤って「ダイヤモンド」ユカイと表記してしまったためだ。実はこの「誤記」問題、根が深い。

  • ダイアモンド☆ユカイさん(16年5月撮影)
    ダイアモンド☆ユカイさん(16年5月撮影)
  • ダイアモンド☆ユカイさん(16年5月撮影)

毎日新聞に東洋経済オンラインも

   ユカイさんの芸名は、出演番組やイベントで本人が語ったとことによれば、「ユカイ(愉快)」というあだ名に由来する。ただし、それのみだとインパクトを欠くため、「ダイアモンド」と「☆」(その後「☆」を「☆(六芒星)」に変更)を組み合わせたという。なお「☆」は「ロックスター」と読む。

   この「ダイアモンド」の部分がとても間違えやすい。宝石を指しているとみられるが、一般的には「ダイヤモンド」と表記されるためだ。新聞用字用語集「記者ハンドブック」(第13版・共同通信社)をみても、「ダイヤモンド」もしくは「ダイヤ」とある。

   実際、インターネット上でユカイさんに関する記事を検索すると、「ダイヤモンド」との誤記が多数ヒット。毎日新聞や静岡新聞、日刊スポーツ、東洋経済オンラインなど大手メディアでも見つかった。

タワレコ、法務省までミスった

   また、ツイッターで調べると、ルー大柴さんや千秋さんといった著名人から、タワーレコードや東映などの法人、果ては法務省まで「ダイヤモンド」と間違える混迷ぶりだ。

   なお、似た名前に俳優の「ダイヤモンド勝田」さん(62)がいる。こちらは「ダイア」ではなく「ダイヤ」だ。

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