自然災害時における著名人の情報発信は、たびたび議論となる。2018年9月3日に上陸した台風21号と、6日未明に北海道で発生した最大震度7の地震でも例外ではなかった。SNSに不謹慎な投稿をしたとして、いわゆる「炎上」騒動がぼっ発している。
「せめてTwitter見る時くらいは現実を忘れて」
女優・長谷川京子さん(40)は北海道で地震が発生した当日、インスタグラムに食事会の写真を投稿し、「不謹慎すぎる」などと批判が集まった。翌日までに投稿は削除され、
「北海道では大きな災害があり、労りの言葉なく、空気の読めないものをあげてしまったこと、現地で大変な思いをされている方に失礼な事をしてしまいました」
と詫びる事態となった。
タレント・明日香キララさん(29)と東京都杉並区議会の小林ゆみ議員(29)も、台風・地震への注意喚起とともに自撮り写真をツイッターに投稿し、不快感を訴える声が相次いだ。
こうした風潮に対し、お笑いタレント・ブルゾンちえみさん(28)が6日、インスタグラムで持論を展開。「SNSで『心配しています』と言わないと心配していることにはならないのかい?みんな被災地を心配する気持ちは同じじゃないか?」と吐露した。
また、グラビアアイドルの結城ちかさん(20)も同日、ツイッターで「あのね!賛否両論なのは分かる!!!」と切り出し、こう続けた。
「私が地震大丈夫ですか?ツイートしないのはせめてTwitter見る時くらいは現実を忘れて 私のバカなツイートやおっぱいをみて笑ってほしいからだよ」
「地震なのに!大雨なのに!心配してますか?とか 前なんて非国民!とか言われたけど、そんなつもりではないよ」