動画配信サービス「DAZN(ダゾーン)」は、サッカー「UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)」の放映開始にともない、Jリーグ・サガン鳥栖で活躍中のフェルナンド・トーレス選手を新しいアンバサダーとして迎え入れた。
2018年9月6日、東京都内で開催されたDAZNのメディア向け発表会で明らかになった。同日は、UCLの新CMの初披露のほか、音楽配信サービス「Spotify」とのパートナーシップの締結が発表された。スペシャルゲストとして、トーレス選手と、ボクシングのWBAミドル級王者の村田諒太選手が登壇した。
DAZNでも「フライデーナイトJリーグ」を
プレゼンターとして登壇した、DAZNを展開する「パフォーム・ジャパン」グループディレクターのマーティン・ジョーンズ氏の話によると、今後は特にサッカーコンテンツに力を入れていく。
「(DAZNでの)Jリーグの放送は今年で2年目になるが、カメラをもっと増やすとか、より視聴者がサッカーを楽しめるような工夫をし、『フライデーナイトJリーグ』を楽しんでもらえるようにしたい」
フライデーナイトJリーグとは、Jリーグが2018年シーズンから始めた試みだ。土日に試合観戦できない人たちに向けて、今年は15試合が金曜夜に組み込まれている。
また、マーティン氏は「(DAZNの)視聴者の平均年齢が下がっているので、もっと若者にサッカーファンを増やしていきたい」として、「Spotify」とのコラボキャンペーンを開始する。9月8日から最大12か月間、DAZNとSpotifyの両方のコンテンツを月額1750円から利用できるというものだ。「これまでDAZNの加入をためらっていた人」に向けた、新規ユーザー獲得のためのキャンペーンで、現在DAZNならびにSpotifyの定額プランを利用しているユーザー等には適用されない。