大地震が起きたら... 知っておきたい避難のタイミング、持ち物、ペット同行

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   台風21号が通過したばかりで、今度は2018年9月6日未明に北海道で最大震度7の地震が発生した。今後もいつどこで起きるかわからない自然災害に備え、J-CASTトレンドは避難に関する情報、ペットの避難についてまとめた。

  • 「非常時の持ち出し品・備蓄品チェックリスト」(日本赤十字社・東京都支部公式ウェブサイトより)
    「非常時の持ち出し品・備蓄品チェックリスト」(日本赤十字社・東京都支部公式ウェブサイトより)
  • 「非常時の持ち出し品・備蓄品チェックリスト」(日本赤十字社・東京都支部公式ウェブサイトより)

ライフラインが止まった時に役立つグッズは

   首相官邸公式ウェブサイトによれば、避難が必要になった場合には、自治体より避難準備・高齢者等避難開始、避難勧告、避難指示(緊急)が発令される。ただしこの順番で発令されるとは限らない。サイトには、次のように書かれている。

「避難勧告等が発令された場合には、率先して避難を始めてください。その行動が周囲の避難を促し、命を救うことにもなります」

   基本的には指定緊急避難場所へ避難するわけだが、避難がかえって命に危険を及ぼしかねないと自ら判断する場合は「近隣の安全な場所」への避難や「屋内安全確保」を行う。

   日本赤十字社・東京都支部公式ウェブサイトでは「非常時の持ち出し品・備蓄品チェックリスト」をまとめている。小銭や非常食、飲料水といった定番のものから、マッチ・ライター、簡易トイレなどライフラインが止まった時に役立つグッズも記載されている。

「ペットも一緒に避難」環境省が推奨

   環境省が2013年に発行した「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」では、災害時のペットの「同行避難」を推進している。放浪した動物を保護することは多大な労力と時間を要するうえ、不妊去勢処置がされていないペットが繁殖により増加することで住民の安全や公衆衛生上の環境が悪化することが懸念されるからだ。

   警視庁警備部災害対策課の公式アカウントによれば、ペットと避難所まで同行し避難するのが「同行」避難、避難後も一緒の空間で過ごす避難が「同伴」避難だという。「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」によれば、避難所におけるペットの取り扱いは様々であり、屋内で飼育が認められている場合やペット専用係留場が設置されている場合、人とペットが車中で過ごす場合など、避難所によって対応が異なる。このように、「同伴」できるかどうかは避難所によって異なるため、事前に確認しておく必要がある。

   平常時からペットが迷子にならないようにマイクロチップ等による所有者明示といった対策や、ペット用の避難用品・備蓄品を確保しておく必要がある。

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