江崎グリコ(本社・大阪)が2018年9月1日、クラウドファンディングサービスを利用した「Pocky 地元応援プロジェクト」を開始した。
農業活性化の支援を目的としたもので、協力者には一部地域限定で販売している「地元とつくる、地元ポッキー」と、その土地の旬の特産物をセットにして提供する。
第1弾は長野県の農家対象
地元ポッキーは、「日本の多くの特産物を知ってもらいたい」と1994年に販売を開始した。現在は「夕張メロン」「佐藤錦」「信州巨峰」「五郎島金時」「宇治抹茶」「瀬戸内伊予柑」「あまおう苺」の7種を展開している。
プロジェクトの第1弾では、「信州巨峰ポッキー」を支えている長野県の生産農家と地元に「恩返し」をする。クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」を通じて、支援者を募る。
支援者の特典(リターン)として、「信州巨峰ポッキー」や長野県の特産物を用意している。3000円~1万円の価格帯で、たとえば3000円の特典には「信州巨峰ポッキー」1箱と「信州巨峰」1800グラム(4~5房)のセットがある。
クラウドファンディングで集めた支援金は、若手農家の育成や、地球温暖化の影響を受けた農業の環境保全活動など、長野県の農業に関するプロジェクトの活動推進資金として使用する予定だ。
募集期間は9月30日まで。目標金額は20万円に設定している。