猫をモチーフに擬人化した、サンリオの人気キャラクター「ハローキティ(本名:キティ・ホワイト)」がユーチューバーデビューした。
2018年8月30日に初の動画を投稿し、ファンらの間で話題となったが、「怖い」「偽物感漂う」――こんなツッコミが相次いでいる。
頻繁にエゴサーチ
「ハロー! キティです!」との挨拶で始まった初動画。紹介欄に「キティの本音トークが炸裂。こんなキティ見たことない!」とあるように、普段とは違う(?)一面を披露した。
映像のなかでキティは、ユーチューバーにずっと憧れていたというも、「(サンリオのキャラクターの中で)ベテランっていう事実に甘えちゃってた」と話す。
自身の名前を頻繁にネットで検索して周囲からの評価を気にしているというが、さまざまな企業やブランドとコラボレーションしているため、
「よくね、『仕事を選ばない』とか言われてるのもまあ知ってます」
とポツリ。自ら望んでコラボしているにもかかわらずその真意が伝わっていない、と嘆いた。絶大な知名度にあぐらをかいて情報発信を怠ってしまっていたというわけだ。
そのため、ユーチューブで「もっとキティの事を知ってもらおう」と決意。事務所(サンリオ)やマネージャーから「『キティにはちょっと難しいんじゃないか』とか『ネットは怖い』」と心配されたものの、「それで諦めるのは違う」。意志は固かった。
今後については、動画でさまざまな挑戦をしたり、仲間と一緒に配信したりしたいと意気込んだ。
「声が林原めぐみじゃないと偽物感漂う」
動画は30日夕現在、1万8000回再生と注目を集め、
「すごい、、台本じゃないみたいな、キティちゃんが自分で言葉を選びながら一生懸命喋ってる感じがしてすごく好き!」
「『あのー』とか『そうだな』っていつもと違うキティちゃんで身近に感じた」
などと好意的な声が相次いだ。
そのほか、「声」への言及も目立つ。キティの声は声優の林原めぐみさんが担当しているが、今回の動画では合成音声のような機械的な声が使われている。
そのため、
「声がロボットみたいで怖い、、、」
「声が林原めぐみじゃないと偽物感漂うのはどうしてだろう。林原めぐみのあの声が良いのにー!!」
といったツッコミが少なくなかった。
本人も気にしているようで、
「まだキティ慣れてないからちょっと今日、声の調子があんまりいまいち。ロボットみたい」
と動画で説明。これから「こなれていく予定」としている。