東京五輪追い風で建築業界「大変好調」
28日のオープニングセレモニーには、展示会実行委員長の谷鉄也氏、国土交通省副大臣の秋元司氏ほか、出展社のうち19社の代表が顔をそろえた。
谷氏は主催者代表として、こう述べた。
「本展示会は今回が第1回目ですが、出展企業数175社、ブース数724ブース、展示面積は屋内・屋外合わせて1万7000平方メートルといったかたちで、大規模に開催することができました」
2020年の東京五輪などが追い風となって、建築業界は「大変好調」だと谷氏。だが一方で、「深刻な人手不足」の解消が課題となっており、「IoT(モノのインターネット)を中心に技術革新が大変急務になっている」と話す。本展示会にはこうした課題解消に貢献している最新技術・商品が集結したとして、「来年度以降も日本の技術を世界に発信していくプラットフォームとして頑張っていきたい」と意気込みを語った。
「建設・測量生産性向上展」は2019年5月に第2回を予定している。