農家やJAとも連携
担当者は28日、J-CASTトレンドの取材に応じた。図の作成理由を「桃は産地で選ばれることが多いですが、桃に関わらず果物にはこんなに品種があり、実際に食べ比べると硬さや味に違いがあることを知って欲しかった」と話す。
作成期間は約2か月。昨年度に作った「桃の家系図 2017」を土台に新たに63種を追加し、合計143種となった。農林水産省が登録している桃の品種は317件なので、約半分を網羅する計算だ。
いずれの種類もみずから築地市場(東京都中央区)に足を運んで撮影したといい、苦労した点を聞くと「農家さんやJAさんに協力を依頼して、築地市場に出て来ない地方の桃を集めるところです」
担当者は昨年にブドウの家系図も作成しており、「今後は季節に合わせて他の果物や野菜の家系図も作りたい」と話した。