【あなたの知らない感動家電】(5)スマートスピーカーとの連動で真価を発揮するスマートリモコン

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「おはよう」のひと言で照明、エアコン、テレビが一斉オン

   では、イーリモートはどう使うべきなのか。木村さんはスマートスピーカーといっしょに使うことを勧めている。

   スマートスピーカーは、AIアシスタント機能を持ったスピーカーだ。内蔵されているマイクで音声を認識し、その音声指示の内容を解析し、応答する。「グーグルホーム(2017年10月に日本発売)、「アマゾンエコー」(同11月)など、日本でも出回り始めている。

   スマートスピーカーとイーリモートを連動させると、たとえばAmazon Echoに「アレクサ、テレビつけて」と呼びかければ、テレビのスイッチをオンにできる。これに対してイーリモート単体の場合は、アプリを起動してからテレビのアイコンをタッチしなければならず、手間がかかる。

   連動させて使う場合、木村さんはさらに簡略化する方法もあると話す。たとえば、「アレクサ おはよう」と呼びかけると、照明、エアコン、テレビを一斉にオンにするように設定できる。また同様に「アレクサ おやすみ」といって、すべてをオフにすることもできる。

   こうしたほぼ毎朝・毎晩行われているような作業を、スマートスピーカーにひと言呼びかけるだけで、一度に全部済ますことができる。木村さんはこの機能が「実際に使ってみて一番便利」だと話した。こうした同時アクションのルール設定は、「ほぼ無限」に「Amazon Alexa」などスマートスピーカーのアプリで設定できるという。

   次回第6回では、木村さんが1日の暮らしの中でいつ・どのようにイーリモートとスマートスピーカーを活用しているのか、具体的なシーンをあげながら紹介する予定だ。

木村 大介

木村 大介

1985年生まれ。信州大学大学院工学系研究科機能機械学専攻。半導体業界、アドテク業界を経て2015年5月にリノベるに入社。新規事業「Connectly」の責任者として従事。2016年12月にスマートハウス専用アプリ「Connectly App」対応住宅の1号案件を販売し、2017年8月時点で導入世帯数17件。

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