例年にない連日の猛暑で、だるさや疲労感、食欲不振など夏バテになった人は多いに違いない。暑さ寒さも彼岸までというから、まだまだ残暑が続く。今回は最新科学に基づく疲労解消法、ふたりで楽しむストレッチ、お手軽でおいしいそうめんのレシピと、今からできる具体的な夏バテ対策を紹介したい。
J-CASTニュースの書籍サイト「BOOKウォッチ(http://books.j-cast.com/)」でも特集記事を公開中。
疲労の原因は「体」ではなく「脳」である
「私はこんなに疲れているのに、あの人はいつも元気だ。なぜだろう」。そんなことを思ったことはないだろうか。『なぜあなたの疲れはとれないのか? 最新の疲労医学でわかるすっきり習慣36』(著・梶本修身、ダイヤモンド社、1404円)によると、やり方に問題がある。
疲労・睡眠の専門家としてテレビや雑誌で話題の著者・梶本修身博士が最新科学に基づく「疲れない習慣」「疲れる習慣」を解明する。疲労の原因は「体」ではなく「脳」であるという。
生活習慣、睡眠、運動、食習慣、場所、働き方の6章にそれぞれ「自由気ままな性格か、規則正しい性格か」「寝るのは仰向けか、横向きか」「エスカレーターか、階段か」「朝ごはんを食べる人か、食べない人か」「一戸建てか、マンションか」「デスクワークか、肉体労働か」など36の二者択一で疲れの原因や解消法を明らかにする。