私たちが命をあずける病院や医師の「裏側」 そのリアルに迫る

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   最近、東京医科大学の裏口入学や、女子受験生の一律減点疑惑が問題になっている。今回は、大学病院の裏事情や、医学部とそこで学ぶ学生たちの現実、受験システムや医師になるための苦悩など、いまの医療問題・医学部受験を見極める助けとなる3冊をご紹介。

   J-CASTニュースの書籍サイト「BOOKウォッチ(http://books.j-cast.com/)」でも特集記事を公開中。

現役の医師が語る大学病院の闇とホンネ

   心臓外科医が患者を4人連続死なせたが、それを"トレーニング"とうそぶいた「東京医大」、未熟な医師がマニュアルを見ながらの内視鏡手術で死なせた「慈恵医大青戸」、人工心肺の操作ミスで死なせたあとカルテを改ざんした「東京女子医大」...。

   なぜ医療の最高峰ともいうべき大学病院は事故を繰り返し、患者の期待に応えられないのか。その驚くべき実態と医師たちの本音に迫り、医者と患者の間に立ちはだかる本質的な壁を浮き彫りにする。

   「"大学病院だから安心"ではない」、「大学病院は人体実験をするところか」「産科医、小児科医につづき、外科医もいなくなる」など全7章。著者は医師で作家の久坂部羊氏。『大学病院のウラは墓場 医学部が患者を殺す』(著者:久坂部羊 幻冬舎 778円)は、久坂部氏にとって初の小説外の作品となる。

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