無料通信アプリ「LINE」に位置情報を送るだけで、付近にある人気の飲食店がわかるBOT(自動応答)サービス「コスパごはん」が、注目を集めている。
着想から2日のスピード開発
使い方はこうだ。まず、LINEアプリ内の「コスパごはん」公式アカウント(@wih8471n)を登録するとチャット画面に移る。そこで、料理のジャンル(和食、洋食、中華、その他)と位置情報を送ると、その位置から1キロ圏内で食べログのユーザー評価3.5点以上(5点満点)の店が最大10件送られてくる。「お気に入り」機能もあり、登録すればいつでも店の情報が確認可能だ。
対象エリアは2018年8月10日現在で、東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・京都・福岡・愛知・宮城。LINEユーザーであれば無料で利用できる。
7月20日にサービスが公開されると、関連用語がツイッターのトレンド入りするなど大きな話題に。「何食べよう?ってなった時にささっと案が出せそう」「実際使ってとても感動しました」と好意的な声が相次いだ。
開発したのは、ウェブディレクターのNARIさん(32)だ。J-CASTトレンドの取材に、開発のきっかけを、
「友人が個人用に開発していた食べログ検索機能をみて、これをLINE Botにしたら面白そうだから作ろうという流れで自分が進めました」
と話す。
着想からわずか2日で公開にこぎつけ、8月9日時点で登録者は1900人を突破。順調に数を増やしている。
今後の展開についてNARIさんは、対象エリアの拡大を中心に開発を進め、その後は(1)営業時間の考慮(2)食べログ以外の飲食店情報サイトにも対応――を予定しているという。