アイドルグループ「Sexy Zone」の中島健人さん、モデル・女優の中条あやみさん主演の映画「ニセコイ」のポスタービジュアルが賛否を呼んでいる。
映画の原作は累計発行部数1200万部を超える大ヒット漫画。原作ファンらから「イメージと違う」といった声が上がっている。
「完全に逆効果」「振り切った演技に期待」
ニセコイは2011年~2016年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されていた古味直志氏による学園ラブコメディー。極道の一人息子・一条楽(中島健人)と、米ギャング組織の一人娘・桐崎千棘(中条あやみ)が、親の組織同士の抗争を阻止するため、強制的に「恋人のフリをする」ことになる、といった内容だ。
大ヒット漫画の実写化となると、原作ファンの目も厳しい。映画の公式ツイッターが2018年7月24日朝、ポスタービジュアルを公開すると、「仕上がりが残念」とのリプライ(返信)が相次いだ。
「このビジュアルは完全に逆効果!」
「千棘って3次元になるとこんなリボン似合わなくなるのか...」
「原作と同じなのは、(楽の)ペンダントの造形のみ」
中でも、金髪ロングヘアに碧眼、頭の大きな赤いリボンが特徴の美少女・千棘に対して、「2次元との乖離」を指摘するファンが多い。千棘については、実写化が発表された時点でも「3次元化は難しい」との意見がインターネット上に出ていた。
なお、少数派だが「個人的には楽しみ」「振り切った演技に期待」との声もある。
映画は12月21日公開予定。ポスターへの厳しい意見を吹き飛ばすヒット作となるか。