米国ではFDAによる安全性の審査継続中
PMIは現在、世界38か国でアイコスを展開するが、米国での販売はまだ認められていない。 FDA(米食品医薬品局)での安全性に関する審査が続いているためだ。今回の試験結果はFDAに報告されており、販売の早期実現を目指す。
PMIは現在のアイコスを「プラットフォーム1」と位置付け、今後はたばこ葉を使わない電子たばこ「プラットフォーム4」の開発を目指し、さらなるリスク低減を進めている。
なお、米紙ウォールストリート・ジャーナルの2018年4月19日記事(電子版)によると、アイコスは日本のたばこ市場で3%(18年1~3月期)のシェアを握る。ただ、直前の四半期からは0.5%増にとどまった。どれだけ紙巻きたばこから切り替えさせるかが喫緊の課題だ。