西日本を襲った記録的な豪雨では、水害で家屋の浸水など深刻な被害が起きた。思い出の写真や大事なデータが詰まったデジタル機器が水浸しになったという被災者も少なくないだろう。
そんな中、これらの復元に複数の企業が名乗りを上げている。
早期対応が必要な罹災写真
子ども向け写真館を展開する「スタジオアリス」は、同社で撮影した写真を対象に、消失・損傷した写真の復元を無償で行なっている(撮影時期によっては不可)。また、同社以外で撮影した写真にも対応が可能だとして、各店舗での相談を受け付けている。
富士フィルムの公式サイトによれば、水没した写真はバクテリアやカビなどが繁殖して劣化が進行。速やかな処置が求められるという。企業に依頼する余裕がない場合、個人でもできる対処方法を紹介している。
水害の影響を受けたデジタル機器にも、対処の動きがある。パソコン修理の「日本PCサービス」は、西日本全域を対象に、パソコン・USBメモリ・SDカード・サーバーなどのデータ復旧料金を半額にする。詳しい問い合わせの電話は、0800-555-0049まで。