インプレス(東京都千代田区)は、「いちばんやさしい為替の教本 人気講師が教える実務で使える通貨と経済のしくみ」を2018年7月13日に発売した。
経済ニュースも分かるようになる
「東京外国為替市場では1ドル109円32銭から109円33銭で取引されている」など、為替相場の情報は日々のニュースで入ってくる。しかし、なぜ通貨の値段が変動するのかを理解できているだろうか。日本円と米ドルなど、通貨と通貨を交換する仕組みである為替が分かれば、世界経済の動き方も見えてくるのだ。為替の影響を受けるのは金融業界だけでなく、小売や物流、輸出入など幅広い。為替相場の予測は難しいが、為替相場が動くタイミングや理由を知っていることはビジネスの武器となる。
同書は為替相場が動く仕組みを図解で丁寧に解説。著者は外為どっとコム総合研究所取締役調査部長の神田卓也氏。FXの個人投資家向けの為替情報を配信しながら、ウェブ・新聞・雑誌・テレビ等で相場動向などについて発信している。円高の意味など基本的な事から、経済ニュース程度の教養や金融政策の基礎知識、主要な経済指標の読み方など、ビジネスパーソンが身につけておくべき経済知識が広く学べる1冊だ。
価格は1500円(税抜)、7月発売予定の電子版は1350円(同)。