2018年7月5日、任天堂のゲーム機「Nintendo Switch」のゲームソフトに「17歳以上対象」の「ホットギミック コスプレ雀 for Nintendo Switch」が登場した。
同ゲームは約20年前にアーケードで人気を博した麻雀ゲーム「対戦ホットギミック」の移植タイトル。ネット上で驚きと懐かしむ声が上がっている。
女の子への「おしおき」システムが好評
対戦ホットギミックは1997年にアーケードゲームメーカー「彩京」がリリースした。1人用モードで女の子キャラクターと麻雀で対戦し、その勝負に勝つと「おしおき」と称して、キャラクターの服を脱がすことができるといった内容が好評だった。
配信開始がゲーム情報サイトなどで拡散されると、「マジか!」「懐かしすぎるやろ」「Switchで出るのか...」「懐かしすぎて涙出る」「なんてこった」など、驚きや当時を懐かしむ声がツイッター上に相次いだ。「スーパーマリオ」「ポケットモンスター」「星のカービィ」「ドンキーコング」など、子どもやファミリー層向けのタイトルが多いNintendo SwitchからCEROレーティングマーク「D」(17才以上対象)のタイトルが出たことに驚きを覚えた人は多いようだ。
対戦ホットギミックは2004年にPlaystation2で「ホットギミック コスプレ雀」と改題・改編のうえ、移植されている。このときも今回のNintendo Switch版と同様に、17歳以上対象だった。タイトルに「コスプレ雀」とあるように、おしおきのがアーケードの服を脱がすといったものから、魔女などのコスプレ衣装に変えるといった内容が中心になった。
任天堂社長「幅広い層のお客様から支持」を目指す
なお、任天堂の代表取締役社長・君島達己氏は「Nintendo Switchのターゲット層」について以下のように話している。
「当社は『ゲーム人口の拡大』を基本戦略に掲げていますので、(中略)今後もお子様も含めた幅広い層のお客様から支持していただける商品を提供していきたいと考えています」(任天堂2017年3月期第2四半期決算説明会の発表資料より)
「ホットギミック コスプレ雀 for Nintendo Switch」の価格は2700円。任天堂の公式ショップ「ニンテンドーeショップ」などからダウンロードして遊べる。