ナレーションに川平慈英を起用
アニメの第1話放送後、ネット上で「残念」との声が上がったのは、ナレーション部分だ。ナレーションは、サッカー中継などで活躍しているタレント、スポーツキャスターの川平慈英さんが担当している。
ネット上では、川平さんの高めのテンションでクセの強い語り口について、「作品から浮きまくってる」「致命的に作品に合ってない」「このノリはちょっと...」「どうしてこうなった」などといった声が上がっている。
原作漫画ならびにカイジシリーズでは、ナレーション(状況説明)部分が作品を面白くする大きな役割を担っている。カイジシリーズのアニメでは、立木文彦さんが担当していた。立木さんはバラエティー番組などのナレーションの経験が豊富なベテラン声優だ。カイジシリーズでは、原作に多用される「‥‥!」のニュアンスを再現しつつ、淡々と状況を説明するナレーションが好評だった。
情報サイト「MANTANWEB」の2018年5月31日付の記事によると、川平さんを起用したのは日本テレビの中谷プロデューサーだ。「トネガワに負けない、暑苦しさ(笑い)を持ちながら、キレのある間の取り方。普段、舞台などもやられている、役者さんならではのパフォーマンス」を期待しての起用だと話している。
なお、少数派だが、「川平慈英が喋るたびにいちいち面白い」「ナレーションのノリの軽さもくせになるなw」との声もある。