40年以上の歴史を持つ香港のテーマパーク「香港海洋公園」で、5億円以上を投資した大型イベント「サマーカーニマル」が9月2日まで開催されている。
パレードやシンクロ・パフォーマンスなど、豪華なショーが見られる。
シルク・ドゥ・ソレイユのパフォーマーも参加
香港海洋公園は1977年に開園した、遊園地、水族館、動物園の要素を併せ持つテーマパークだ。累計入場者数は1億4000万人を超えた。
今夏のイベントでは、海洋生物、野生生物、鳥類をテーマとするさまざまなショーが開催されている。昼は色鮮やかな衣装に身をつつんだパフォーマーによるパレードや、シンクロナイズドスイミングのショー、夜はキリンやクジャクなどを模した巨大セットや衣装などが光り輝くナイトパレードが行われる。パレードの参加者には、カナダで誕生した世界的エンターテインメント集団、シルク・ドゥ・ソレイユでアクロバティック・パフォーマーとして活躍するエボン・グレイマン氏の名前もある。
香港では、同地のディズニーランドにも劣らぬ人気という海洋公園。「サマーカーニマル」開催にあたり次のようなメッセージを発信している。
「今年のサマーカーニマルには、3700万香港ドル(約5.2億円)を投資して世界中から数百名の才能あふれるパフォーマー、受賞歴のあるパフォーマーを招き、ゲストの皆様に毎時間魅力的なショーや公演を提供します。壮大なパレードの見どころは、精巧に作られた衣装や巨大な人形です。私たちは、新しい夏の体験をゲストに提供し、今夏に行くべきイベントの一つにしたいと考えています」