無料通信アプリ「LINE」上から買い物が楽しめるショッピングサービス「LINEショッピング」で、商品名が分からなくても写真や画像を使って商品検索ができる新機能「ショッピングレンズ」が、2018年6月28日に提供された。
「LINEショッピング」は、ファッションや雑貨をはじめスポーツ、インテリア、家電、コスメなど6000万点を超える商品をLINEアプリから購入できるサービス。ユーザーは、「LINEショッピング」を経由することで、購入金額の最大20%のLINEポイントを受け取ることができる。
「推しメンとお揃いの服買う」「盗撮対策を」
「ショッピングレンズ」は、その場で撮影した商品や、スマホに保存していた画像をアップロードすると、内蔵されている画像解析技術で、LINEショッピングで展開するアイテムから類似商品を検索する。「イメージしていた洋服を手軽に見つけたい」というユーザーニーズに応えることが可能になった。
ツイッターでは、
「推し(メン)とお揃いの服買うの、はかどりますね」
「VSで嵐ちゃんが着てる服とか一瞬でわかるやないか!!!!」
といったリプライ(返信)が寄せられた。「好きな芸能人の服を買いたい」とする声がある一方、
「すごいけど、街中であの人が着てる服!みたいな場合は盗撮になっちまうし、本人に許可取ったらそれはもう本人にどこで買ったのって訊けちゃうしそのパターンにはダメそう」
「街中で見知らぬ人の服装を勝手に撮影されて、自分の来ている服を勝手に調べられるの嫌だよな。そこんとこの対策はされないのかな?」
との声が寄せられた。
このような懸念を、LINEはどう受け止めるのか。J-CASTトレンドは2018年6月29日、同社に取材をした。広報担当者は、
「基本的にはご利用になられるユーザーの方のモラルの問題となるかと思いますが、今後ユーザーのみなさんからのご意見などを参考に、機能追加なども検討していきたいと考えております」
と回答した。