サッカー日本代表が8年ぶりにワールドカップ(W杯)の決勝トーナメントに進出する。日本中で「W杯フィーバー」が巻き起こっている。
こうしてサッカーが盛り上がったときに恩恵を受けるのが、ものまね「サッカー芸人」だ。最近はテレビで頻繁にその「そっくり顔」を見る。まさに「W杯バブル」が到来しているようだ。
じゅんいちダビッドソンらが引っ張りだこ
ここ最近活動が顕著なのは、サッカー日本代表のものまね芸人5人組「ものまねJAPAN」だ。メンバーのひとりで、長友佑都選手のそっくりさん「アモーレ橋本」さんのインスタグラムをみると、その多忙さがうかがえる。日本が2-1で勝利した6月19日のコロンビア戦後、「アッコにおまかせ」(TBS系)、「ノンストップ!」(フジテレビ系)、「情報ライブミヤネ屋」(日本テレビ系)などと、テレビに引っ張りだこだった。
本田圭佑選手のものまね芸人として知られる「じゅんいちダビットソン」さんも、メディアから熱視線を注がれている。日本代表へのエールなど、ツイッターを頻繁に更新し、その発言がスポーツ紙各社で取り上げられている。イベント出演では、当然のようにW杯へのコメントを求められ答えている。
「特需」の余波はあの地球儀芸人にも
直接的にはサッカーと関係ないネタながら、注目を集めている芸人もいる。10年ほど前に「爆笑レッドカーペット」(フジテレビ系)などのネタ番組で一躍ブレイクしたピン芸人「ゴー☆ジャス」さんだ。現在はラジオなどで活躍している。
ゴー☆ジャスさんには地球儀を使ったおなじみのネタがある。ショートコントの中に国名を登場させ、手に持った地球儀上でその国の場所を指差すのがお決まりだ。
W杯期間中は、日本の代表の対戦相手でこのネタを披露した。6月24日の「セネガル!!!それ、、、ココ」のツイートは1万8000件の「いいね」がつく反響を呼んだ。ポーランド戦前には、
「芸能人は好感度が必要だ!!!!
好感度
こーかんど
ポーランド!!!!
そーれ、、、、ココ」
と、渾身のギャグを放っている。
16強入りの快挙を成し遂げた日本代表チーム。まだまだこうした芸人たちの活躍が見られそうだ。