ウイルスや菌の拡散を防ぐには?
マイナビウーマンが2016年11月14日~24日、22歳~34歳の働く女性102人に行った調査によると、「閉める派」が64.7%、「開けっ放し派」が35.3%だった。同社が2016年7月に行った「職場トイレのふたって『開けておく』or『閉める』?」調査(22歳~35歳の働く女性147人を対象)では、「閉める派」が56.75%、「開けっ放し派」が43.2%と、ほぼ同じ割合だった。
では、トイレのふたの開け閉めで衛生面に影響はあるだろうか。
東京ガスの情報サイト「ウチコト」によると、トイレの蓋は(1)ウイルスや菌の拡散を防ぐ、(2)小さな子どもの安全管理、(3)落下物が便器の中へ落ちることを防止、(4)節電や騒音防止、といった意味があるという。さらにトイレ使用後は、「まずトイレの蓋を閉め、後に水を流す」ことを推奨している。流した時に、水が飛び散るのを防ぐためだ。
花王の情報サイト「マイカジ」でも、「菌やウイルスの飛散を防ぐため、トイレのふたは閉めて流すのが正解です」と説明している。衛生上はふたを閉める方が良いということだ。