サッカー・ロシアワールドカップ(W杯)が日本国内で盛り上がるなか、心配な出来事が起きている。
「日本代表」に関すること...ではなく、「サポーター」についてだ。大阪市の「戎(えびす)橋」にサポーターが詰めかけ、とある行為を連発。これが「極めて危険」だとして注意が呼びかけられている。
まるで地震、悲鳴も
2018年6月25日に行われた日本対セネガル戦。日本代表は格上相手に2-2と引き分け、日本中が歓喜に沸いた。
試合後、日本国内で応援していた大勢のサポーターは街に繰り出し勝利を祝福。恒例となっている東京・渋谷のスクランブル交差点のように、サポーターが大挙して押しかけた場所がある。
大阪市中央区の道頓堀川に架かる「戎橋」もその一つ。各報道によると、約500人のサポーターが集結し、橋の上で飛び跳ねたり川に飛び込んだりしたという。日本の応援歌を合唱した際、500人が一斉に飛び跳ねたため橋が上下に振動。デイリースポーツの25日付記事によれば、
「橋が不気味に上下に揺れはじめ、各所で悲鳴があがり、地震が起こったのかと不安がる人も(いた)」
大阪市長がツイッターで注意喚起
大阪市の吉村洋文市長は26日、自身のツイッターで、
「500人が飛び跳ねることを前提とした設計をしていません。『極めて危険』です。やめて下さい」
と注意喚起。重ねて「28日のポーランド戦で決勝に進出しても、絶対に戎橋の上で飛び跳ねないで下さい」とも嘆願している。
吉村市長の投稿には、
「本当にやめて欲しい。選手たちはこんなこと望んでない」
「現地にいるサポーターはゴミ拾いをしたり素晴らしいと評価されていても、渋谷や戎橋にいるサポーター(もどき)は恥ずかしくてたまらないです」
などあきれ気味の書き込みが多数寄せられている。