大阪市に店を構える人気ラーメン店「くそオヤジ最後のひとふり」が2018年10月上旬に閉店する。運営する「UNCHI」(ウンチ、大阪市淀川区)がこのほど、公式サイトなどで発表した。
ツイッターでは、常連客らから「嘘でしょ」「残念です」などと惜しむ声が相次いでいる。
SNSでは惜しむ声「他の場所で営業して」
同店は13年4月に開店した。阪急電鉄の「十三(じゅうそう)駅」から徒歩2分の好立地にあり、はまぐりやあさり、しじみの「貝出汁」をベースとした醤油(しょうゆ)ラーメンが看板メニューだ。
ユニークな店名は、「十三で最もロックなハートを持つ男(店主)が、麺の湯切りの一瞬に人生をかけるという意味が込められています」と、UNCHI担当者が取材に明かした。
飲食店予約サイト「食べログ」では、5点満点中3.7点と高評価を獲得しており、「行きたい」と登録したユーザーは1万4000人を超える(数字は6月25日現在)。
公式サイトによれば、閉店の理由は「(十三駅)高架の改築・再開発のため」。店は高架下にあるため、やむを得ずの決断となったようだ。
ツイッターでは、
「嘘でしょ泣いた高架改築で閉店はありえん ここより美味しいラーメンなんてない」
「移転ではなくて閉店なのが残念です。可能であれば他の場所で営業してほしい」
など閉店を惜しむ声が並ぶ