自らセーラー服や人魚姫姿でお・も・て・な・し
J-CASTトレンドは2018年6月18日、館長(通称・セーラちゃん)に取材をした。
「まぼろし博覧会」を作ったきっかけについて、
「『ここは何ですか』と聞かれても、何でもありすぎて答えられないですが...。世の中にはいっぱい面白い物があるが、(いずれは)すべてがなくなっていく。昭和の家具や茶わん、新聞の折り込みチラシまで、現実の社会にあったものは全部集めたいと思って始めました。(日常で目にする)普遍的なものから、(あまり見かけない)極端な物まで。たとえ経済的な価値がなくても、見るのであれば100万円の茶わんよりも100年前の茶わんの方が面白いでしょ」
と説明した。展示物は「元祖国際秘宝館」から引き取った物をはじめ、「大型トラック100台分はあるんじゃないか。数えきれない」ほどのようだ。観覧者は年間約3万人で、若い女性を中心に人気を集めていると話す。
館長自身も、「名物」のようだ。3年ほど前からセーラー服の着用を開始したのだが、当時「会うと幸せになれる」と話題になっていた、「セーラー服おじさん」が来館したことがきっかけだと明かした。のちにセーラー服に飽きたことから、現在では「ボディコン」、「人魚姫」などさまざまなコスプレで来園者を楽しませている。
「(『まぼろし博覧会』は)『癒し』と言ってくれる人もいる。(自分が)気持ち悪いくらいかわいい格好をして、お客さんに喜んでもらえるのが最高に気持ちいい。もちろん、人に迷惑をかけない範囲でね」
強烈な見た目は裏腹に、「お客さんに笑って帰ってもらえるのが最高」と熱く話す館長。8月13日から15日には、館長と遊べるイベント「真夏のキモ可愛い文化祭」を開催する。