手持ちのレシートを現金化できるスマートフォンアプリ「ONE(ワン)」が、大人気のあまりハプニングが起きた。
2018年6月12日の配信開始後に利用者が殺到。まもなくしてサービスを一時停止する事態となっている。
開始16時間で24万枚超のレシート買い取るも...
同アプリは、現役高校生の山内奏人氏が社長を務めるベンチャー企業「ワンファイナンシャル」(東京都港区)が開発した。
まず、SMS(ショートメッセージサービス)認証でアカウントを登録。その後レシートを撮影して送信すると、1枚10円で買い取られ、指定の口座に振り込まれる。
ユーザーは1日10枚まで換金が可能だ。出金時には免許証などでの本人確認が必要で、手数料200円がかかる。
リリースからしばらくして山内社長はツイッターで、
「現在、サービス開始から約16時間経っており(中略)約8.5万ダウンロード、約7万人のユーザー様から24.54万枚のレシートを買い取らせていただきました」
と報告。利用者が殺到しているためか、「現在一時的にサービスを停止させていただいております」とも報告し、13日17時現在もサービスは停止中だ。
アプリの公式アカウントでは、
「想像を超える多くのユーザーの方々にご登録いただいており、本人確認完了まで最長1ヶ月ほど掛かる見込みです」
とも。換金化できてもすぐには出金できないようだ。