6月17日は父の日。アサヒグループホールディングスの調査によれば、今年の「父の日をお祝いする」という回答は例年よりも高い数値を示した。世のお父さんにとっては、大いに期待できるかも!?
その一方で、父の日にまつわる、ちょっと悲しい結果も出た。
約半数「何らかのお祝いをする」
アサヒグループホールディングスは2018年5月16日から5月22日、全国20歳以上の男女1168人に調査を行った。今年の「父の日」を「お祝いする」という回答は、46.8%。2015年~2017年は40.5%、39.2%、37.3%で推移しており、今年は15年以降で最も高い数値を示した。
「父の日」に「レコードプレイヤーをプレゼントする」(女性40代)など、「既にプレゼントを決めている」と回答した人は15.5%。「何かプレゼントを贈る予定」という回答も27.9%を占め、全体の4割以上がプレゼントを贈ると回答した。さらに全体の約半数(46.8%)が「何らかのお祝いをする」とした。
しかし、こんなデータも――。同社が4月に実施した「母の日」調査と比較すると、「母の日をお祝いしたい」は55.6%だった。今回の「父の日をお祝いしたい」の46.8%と比較すると。母の日の方が8.8%高い。特に男性の回答は、「父の日をお祝いしたい」が「母の日をお祝いしたい」を13.9%も下回る結果となった。自由回答の中には「子どもの時から父の日に何かするという習慣がない」(男性50代)など、そもそも家族行事として認識されていないという家庭もあった。