6月21日は「世界ALSデー」 ALS啓発の音楽フェス開催

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   一般社団法人WITH ALSは、音楽フェス「MOVE FES. 2018 Supported by Hard Rock Experience」を、6月19日19時より豊洲PIT(東京都江東区)にて開催する。国が指定する難病であるALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の武藤将胤(むとうまさたね)氏が総合プロデューサーを務める。

  • MOVE FES.に出演する「EYE VDJ MASA」
    MOVE FES.に出演する「EYE VDJ MASA」
  • 武藤将胤氏の著書「KEEP MOVING 限界を作らない生き方」
    武藤将胤氏の著書「KEEP MOVING 限界を作らない生き方」
  • MOVE FES.に出演する「EYE VDJ MASA」
  • 武藤将胤氏の著書「KEEP MOVING 限界を作らない生き方」

日本には約1万人の患者がいる

   今年で3年目の開催となる「MOVE FES.」は、ALSの啓発活動の一環で始まった。武藤氏は、「EYE VDJ」として出演し、目の動きのみでDJ・VJをプレイする。出演アーティストは、「EYE VDJ MASA」、「Def Tech」、「NOBU」、「AND MORE」。前売り券は、Peatix、CAMPFIREにて販売で4000円。そのほか、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラスでも販売予定。当日券は会場にて販売で4500円。

   発表資料によると、ALSは2018年現在、有効な治療法が確立されていない。意識や五感は正常のまま身体が動かなくなり、やがて呼吸障害を引き起こす。発症後の延命には人口呼吸器が必要で、平均余命は3-5年。世界で約35万人、日本には約1万人の患者がいる。

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