毎年恒例のプロ野球交流戦。野球ファンにとっては、普段は足を運ばない球場での観戦も楽しみの一つではないだろうか。
J-CASTトレンドは、12球団の本拠地の中で「行ってよかった球場」はどこか、アンケート調査を実施した。その結果、1~3位までセ・リーグの球団が上位を占める結果となった。
西日本の球場が人気!
アンケートはJ-CASトレンドの記事(【プロ野球】人気の球場ランキング 各項目でパ・リーグ人気が止まらない!)内で実施。18年3月20日~5月30日までの回答を集計した(現在も受付中)。1638票が集まった。
「行ってよかった球場」ランキングの栄えある第1位に選ばれたのは、広島東洋カープの「MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島」(353票)。2位は阪神タイガースの「阪神甲子園球場」(275票)、3位は横浜DeNAベイスターズの「横浜スタジアム」(135票)だった。3位まではいずれもセ・リーグの球団で、17年シーズンの順位と同じ並びだ。
セ・リーグが人気を先導する結果となったが、4位~6位はいずれもパ・リーグの球団と盛り返している。4位は福岡ソフトバンクホークスの「福岡ヤフオク!ドーム」(133票)、5位はオリックス・バファローズの「京セラドーム大阪」(121票)、6位は東北楽天ゴールデンイーグルスの「楽天生命パーク宮城」(104票)だった。
カープ広報が熱く語るズムスタの魅力
2018年6月1日、広島カープの広報部に上記アンケートの結果を電話で伝えると、
「たいへん喜んでいただいているということでうれしいです」
と1位がうれしい様子だった。
MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島(通称・ズムスタ)の魅力については、
「さまざまな球場がありますが、(ズムスタは)スタジアムをぐるりと1周することができるので、いろんな角度から野球を観戦することができます。またグループや団体でまとまって観戦していただけるような席・フロアを用意しているので、野球に興味がない方が一緒でも楽しんでいただけるかと思います。バーベキューをしながらの観戦できる席や、小さい子どもが遊べるエリアもあるので、家族でも楽しめます。さまざまなコンセプトの席を用意しているので、広島に来ることがあれば、ぜひここで野球の楽しさを体験していただきたいです」
と話していた。
ズムスタは2009年にメジャーリーグのボールパークを参考に建造された。1階観客席の最後部には、幅が広く、段差のないコンコースを配置。コンコースからグラウンドを眺めながら、球場を周回(1周約600メートル)することが可能だ。観客席は、横幅50センチ、奥行き85センチを確保しており、ゆったりと観戦できる。また観客席のバリエーションが多いのも特徴で、バーベキューをしながら観戦できる「びっくりテラス」や、寝そべって観戦できるシート「寝ソベリア」など斬新なアイデアでファンを楽しませている。
残念ながら下位に沈んだ球場は?
「行ってよかった」球場ランキング
1位「MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島」(353票)
2位「阪神甲子園球場」(275票)
3位「横浜スタジアム」(135票)
4位「福岡ヤフオク!ドーム」(133票)
5位「京セラドーム大阪」(121票)
6位「楽天生命パーク宮城」(104票)
7位「ZOZOマリンスタジアム」(96票)
8位「明治神宮野球場」(93票)
9位「東京ドーム」(86票)
9位「ナゴヤドーム(86票)
11位「札幌ドーム」(79票)
12位「メットライフドーム」(78票)