東芝ホームテクノは、過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム」4機種を2018年6月上旬から順次発売する。いずれも高火力で調理時間の短縮を実現し、素早く表面を焼き上げて食材の旨みや水分を閉じ込め、美味しく調理できるという。
「おかずあたため」は加熱ムラや「はじけ」を解消
あたため機能や時短(時間短縮)・お手軽料理が進化。フラッグシップモデル「ER-SD7000」、大型ホワイトバックライト液晶を搭載した「ER-SD5000」(6月中旬)、オーブン温度300度の「ER-SD3000」(7月上旬)、同250度の「ER-SD100」(7月中旬)をラインアップする。いずれも庫内容量は30リットル。
オーブン調理では生地作りから焼き上げまで通常4時間程度かかるというフランスパンが約1時間でできる「お手軽パンメニュー」14レシピを新搭載(全機種)。同社独自の深さ5センチの深皿を使用し、煮込みや焼き物、ごはん、麺類などの食事メニューから、パンやスイーツまで幅広い「深皿メニュー」67レシピのほか、"切って・混ぜて・焼くだけ"の「スピード深皿メニュー」は、8つの新レシピを含む全12レシピを搭載する(SD7000/SD5000)。
レンジ調理では、加熱ムラや「はじけ」など、あたため機能の不満を解消する「おかずあたため」機能が向上(SD7000/SD5000/SD3000)。赤外線センサーで食品の温度変化を細かく検知してレンジ出力を段階的にコントロールすることで、肉などの食品の表面が硬くなりにくいほか、加熱途中の食品の温度上昇の傾きを検知し、最終工程の加熱出力を制御して"はじけ"を抑え、庫内が汚れにくくなったという。また耐熱ボウルに食材を入れて加熱するだけの「スピードメニュー」も時間を短縮した(全機種)。
カラーはグランホワイト(全機種)、グランブラック(SD7000)、グランレッド(SD5000/SD3000)。
いずれも価格はオープン。