ソニーは、デジタルペーパー「DPT-CP1」を2018年6月上旬に発売する。10.3型(1404×1872ドット)電子ペーパーディスプレーを搭載し、PDFドキュメントの閲覧や書き込みが可能。
ハンドバッグなどにもすっきり収まるA5相当の小型サイズで、厚さ約5.9ミリ、重さ約240グラムと、世界最薄・最軽量のデジタル端末だという。
スマホアプリと連携しPCレスでデータ共有可
静電容量方式のタッチパネル、付属の充電式アクティブスタイラスペンの組み合わせにより、ペン先と描画位置のズレや遅延が少なく、画面の中心から端まで高精度の描画が可能。独自のノンスリップパネルを採用し、ペン先の滑りを抑えて適度な抵抗感を持たせることで、紙により近い書き心地を実現したという。
内蔵メモリーに約1万のPDFドキュメントを保存可能で、大量の電子文書を手軽に持ち運べる。1回の充電で最長約3週間使用できる。
同時リリースのスマートフォン(スマホ)用アプリ「Digital Paper App for mobile」を利用すれば、パソコンを介さずにデータ共有が可能。スマホからPDFドキュメントを転送し、閲覧や添削作業が行えるほか、本機で手書きしたドキュメントをスマホ経由でクラウドサービスやメール共有できるなど、時間や場所を選ばない使い方が可能だ。近距離無線通信「NFC」対応スマホをかざすだけで接続できる。
USBケーブル、替え芯×3、芯抜きが付属する。
市場推定価格は7万円前後(税別)。