LIXIL(東京都千代田区)は、2018年5月15日に、新中期事業戦略と新商品についての記者発表会を東京都内にて行った。
商品やサービスの価値を高める
発表会の冒頭、LIXILの代表取締役社長兼CEO瀬戸欣哉さんが登壇し、サッシやドアなどの建材事業を手掛ける事業「LIXIL Housing Technology(以下、LHT)」が2018年4月から行っている新中期事業戦略について、
「エンドユーザー目線でのアプローチの強化、コスト競争力向上のための開発・生産改革、これまでになかった外部企業との海外市場での業務提携・販売強化を図っていく」
と説明があった。
次にLHT Japan CEOの吉田聡さんより、国内での取り組みについて、これまでの「大量生産・大量販売」から「少量生産・少量販売」にして、商品やサービスの価値を高める方針が語られた。
また、エンドユーザー目線でのアプローチ強化として「TOSTEM」ブランドを復活させることも明かされた。TOSTEMは半世紀にわたって販売され続けきた。このブランドのDNAを受け継いだ新商品が次に発表された。