カシオ計算機(東京都渋谷区)は、ソーラー電波時計「OCEANUS(オシアナス)」ブランドの新モデル「OCW-S4000C」を2018年6月、全世界1500本限定で発売する。
サファイヤ素材を江戸切子で彫る
「OCW-S4000C」の最大の魅力は、日本の伝統工芸で、ガラスの表面にカットを施す「江戸切子」で彫られた、時計の文字板周りのベゼルだ。グランドプリンスホテル新高輪のラウンジの照明や「アサヒ 六条麦茶」のペットボトルデザインの監修を手掛けた「三代秀石(しゅうせき) 」 堀口徹さんが1つずつ手作業でベゼルを彫っている。
ベゼルのデザインには、日本の伝統的な「千筋(せんすじ)」と呼ばれる細い縞模様を用いた。千筋を不規則にベゼルの上下に配置して、朝日が水面に反射する様子や東京の夜明けをイメージしている。また、ベゼルの素材にはサファイヤガラスを使用しており、オシアナスのブランドカラーであるブルーの美しさも追求している。
ブルートゥース経由でスマートフォン(スマホ)と連携できる「Connectedエンジン」を搭載。スマホアプリ「OCEANUS Connected」経由でインターネット上のタイムサーバーに接続し、サマータイムなどがある時期でも、世界中で常に正確な時刻を表示する。
その他ソーラー充電、針位置自動補正機能、10気圧防水フルオートカレンダー、ストップウォッチが搭載されている。
価格は20万円(税抜)。