ビジネスパーソンがいま身につけるべき「危機管理術」

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   財務省の書類改ざんや企業のセクハラ問題、芸能人のわいせつ事件など、さまざまな問題で世間に影響を与える出来事が相次いでいる。実際、危機に直面したときにはどう対処すればいいのか...。今回は、社会のさまざまな場面で役に立つ、いま身につけるべき「危機管理術」の方法やセクハラ・パワハラの対処法、ビジネスパーソン必見の話法の3冊をご紹介。

   J-CASTニュースの書籍サイト「BOOKウォッチ(http://books.j-cast.com/)」でも特集記事を公開中。

達人が教えてくれる、危機をのりこえる方法

    過去の事件や事故に学べば未然に防げたはずの惨事が、世界中で頻発している。『悪魔は細部に宿る 危機管理の落とし穴』(著者:樋口晴彦 祥伝社 886円)は、東日本大震災や韓国のセウォル号事件をはじめ、最近の事例を分析・検証し、失敗の教訓の重要性を論じ、個人および組織の危機管理の極意を説いていく。筆者は当時警視庁に勤務し、ペルー大使公邸人質事件、オウム真理教事件などさまざまな危機管理に従事した樋口晴彦氏。戊辰戦争・西南戦争などの幕末・明治の戦争や第二次世界大戦などの歴史的な事例も採り上げ、現代の組織にも通じる教訓を教示してくれる。

   「東日本大震災を振り返る/自らの判断で行動してわが身を守れ、デマを信じる人・デマを流す人 ほか」「危機管理の極意/セウォル号転覆事故、最悪の状況で踏みとどまらせるもの ほか」「日本の安全保障/海外テロの情報収集には限界がある、安全は多数決では決まらない ほか」など全6章。

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