「TSUTAYA」のカルチュア・コンビニエンス・クラブが運営する二子玉川 蔦屋家電(東京都世田谷区)は、「FUMA 香り導くサーキュレーター」の予約受付を5月3日から始めた。発売は5月中旬から。
羽根を隠しながら風を生み出す送風技術
ロボティクス技術を持つ「ATOUN」とクリエイティブ集団「PARTY」がコラボレーションした、伝統工芸の魅力をテクノロジーで引き出すという新ブランド「FUMA」第1弾。
流体が物体の表面に沿って流れる現象「コアンダ効果」を用い、羽根を隠しながら風を生み出す送風技術を採用。台座に付属のアロマストーンや手持ちのハーブ、コーヒー豆など香りを発するものを置くだけで、風に乗せてピンポイントに香りを届けられるという。
リビングや和室、寝室など場所を選ばないミニマルなデザイン。風の源泉となる球体送風部には、古くから香炉として使用されてきたという南部鉄器(岩手)および有田焼(佐賀)を採用。また土台の天板には国産の山桜を、タッチスイッチには真鍮を使用するなど、素材感を楽しめる仕上げを施す。
iOS用アプリを使用すれば、風量や風向のほか、好みの時間にON・OFF設定などが可能だ。
価格は、南部鉄器モデル、有田焼モデル(6月中旬発売)とも7万3800円(税別)。