「お財布のひも」今も妻がガッチリ 家計とお小遣い調査で浮き彫りに

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   人材派遣や市場調査を行う「ソフトブレーン・フィールド」(東京都港区)は、「家計や夫・妻の小遣いについての調査」の結果を2018年4月27日に発表した。

   結果からは、妻が家計を管理している家庭が6割以上を占めたことが分かった。

  • 家計の管理は誰が行っているかのグラフ
    家計の管理は誰が行っているかのグラフ
  • 夫の年収の増減についてのグラフ
    夫の年収の増減についてのグラフ
  • 1か月あたりの夫のお小遣いについてのグラフ
    1か月あたりの夫のお小遣いについてのグラフ
  • 1か月あたりの妻のお小遣いについてのグラフ
    1か月あたりの妻のお小遣いについてのグラフ
  • 現在の家計の状況についてのグラフ
    現在の家計の状況についてのグラフ
  • 家計の管理は誰が行っているかのグラフ
  • 夫の年収の増減についてのグラフ
  • 1か月あたりの夫のお小遣いについてのグラフ
  • 1か月あたりの妻のお小遣いについてのグラフ
  • 現在の家計の状況についてのグラフ

「お小遣い制」夫は6割、妻は4割

   家計の管理は誰が行っているかの調査では、「妻が管理をしている」と回答した人が65.3%、「夫婦で管理をしている」が22.6%、「夫が管理をしている」が12.1%となった。

   夫の年収の増減については、「変わらないと思う」と回答した人が61.1%、「増えると思う」が22.1%、「減ると思う」が16.3%と続いた。また、夫の年代が若くなるにつれて「増えると思う」と回答した割合が多く、20代の回答者のうち半数が「増えると思う」と回答していた。「増えると思う」に回答した人にその理由を聞くと、会社の業績アップや資格手当などを挙げていた。

   1か月あたりの夫のお小遣いについての調査では、「お小遣い制」と回答した人が62%、「お小遣い制ではない」が38%となった。金額は、「3万1円~5万円」が21.9%で最多、「2万1円~3万円」が14.1%、「1万1円~2万円」が11.1%と続いた。

   また、妻のお小遣いでは「お小遣い制ではない」が63%で、「お小遣い制」が37%となった。金額は、「1万1円~2万円」が12.2%でもっとも多く、次いで「1万円以内」が11.4%、「2万1円~3万円」が7%となった。

子育て世代は「家計にゆとりない」と感じる

   現在の家計の状況についての調査では、「十分なゆとりがあると思う」と回答したが3.1%、「まあまあゆとりがあると思う」が26.6%で、約3割の人が「ゆとりがある」と感じている結果となり、50代~60代の子育てが一段落した世代からの回答が目立った。しかし、「あまりゆとりがないと思う」と回答した人が44.4%、「まったくゆとりがないと思う」が25.9%で、約7割が「ゆとりがない」と感じている結果となり、こちらは子育て世代の30代~40代からの回答が目立った。

   調査対象は20代~60代の既婚女性で、有効回答者数は945人。2018年3月29日から4月8日の11日間、インターネットリサーチで実施された。

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