回転寿司(すし)チェーンのかっぱ寿司は2018年4月27日から、粗挽きビーフを100%使用した「かっぱのハンバーグ」を全店で販売開始した。
「とろっとチーズハンバーグ」「デミグラハンバーグ」(いずれも税別390円)の2種類を展開し、サイドメニューのさらなる拡充を目指す。
「専門店にも負けない味わい」と自信
「贅沢フォアグラのせ茶碗蒸し」「ごくっ!旨貝の塩白湯ラーメン」「ローストビーフ焦がしバルサミコ酢炙り(青森のりんごのせ)」――これらは全て、かっぱ寿司で販売するメニューだ。
競争が激しい回転寿司チェーンでは、寿司以外のメニューを充実させる「ファミレス化」が進んでいる。J-CASTトレンドでも、工夫を凝らした各社のメニューを多数紹介してきた。
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今回かっぱ寿司が満を持して送り出すのは「ハンバーグ」。すでにくら寿司が牛と肉の合いびき肉を使った「イタリアンチーズハンバーグ」(税別250円)で先行しているが、「専門店にも負けない味わい」と自信を見せる。
4月26日の商品発表会では、日本ハンバーグ協会の田形友幸理事長が、
「ビーフ100%の本格的なハンバーグが回転寿司から登場するということは、ハンバーグ業界にとって革命的な出来事。ジューシーでコクとうまみが凝縮されたハンバーグとなっており、完成度の高さに非常に驚いた」(プレスリリースより)
と評したという。