モバイル機器などを手がけるHTC NIPPON(東京都千代田区)は、VR(バーチャル・リアリティ=仮想現実)システム「VIVE Pro」を2018年4月23日に発売した。
2880×1600ピクセルの高画質、ノイキャン搭載ヘッドホン
6×6メートルのルームスケールをトラッキング可能な「ベースステーション2.0」2台、コントローラー2台を同梱したフルセット。パソコンと接続し、ハイエンドなVR没入体験を楽しめる。
ヘッドマウントディスプレー部には現行モデルよりピクセル数が78%向上したという2880×1600ピクセルの高画素映像が表示可能なデュアル有機ELディスプレー、ノイズキャンセリング機能を備え、脱着可能なヘッドホンを搭載する。
上部のヘッドストラップや重さのバランスの改良を図り、より快適に装着できるよう設計を見直した。またメガネをかけたユーザーでも調整が簡単なボタンを採用する。
ケーブルを気にせず自由に動き回れる「VIVEワイヤレスアダプター」を別売で用意。10×10メートルまでのスペースをトラッキング可能にする、追加設置用「ベースステーション2.0」の単品販売も予定しているという。
価格は16万2880円(税別)。